歯並びに関心が行きがちですが
大切なのは
骨格の正しい成長です。
歯並びが悪くなる原因から
治療します。
乳歯の生えかわりが終わる
中学生頃までに
治療を完了します
お子さんの顔の成長には、意外なことに「呼吸の仕方」が大きく関わっています。 特に、上顎骨(じょうがくこつ)という顔の中心部分の成長には、呼吸が重要な役割を果たしているんです。
上顎骨は、顔の中央部分、つまりマスクで隠れる部分を形成している大きな骨です。この骨は、顔の印象を大きく左右するため、その成長はお子さんの将来の顔立ちに影響を与えます。
実は、上顎骨の成長は12歳まで続きますが、その成長量や方向は遺伝だけで決まるわけではありません。大きな要因の一つが「呼吸」なのです。
お子さんがどのように呼吸しているか、口呼吸か鼻呼吸かによって、上顎骨の成長が変わってきます。鼻呼吸が理想的で、口呼吸を続けると上顎骨の成長が十分でなくなり、顔が長くなる傾向があるんです。
例えば、口呼吸をしているお子さんは、上顔骨の成長が減少し、成長方向が下後方に向かうため、顔が長くなりがちです。一方で、鼻呼吸に切り替えることで、顔の印象が変わることもあります。
このように、お子さんの顔の成長は、遺伝だけでなく、呼吸の仕方によっても左右されるのです。そして、上顎骨の健康な発育がなされないと、歯並びにも影響が出ることがあります。
歯並びに関心が向きがちですが、大切なのは骨格の正しい成長にあります。