こんなお悩み
ありませんか?

- 朝起きたとき、口の中がネバネバする。
- ブラッシング時に出血する。
- 口臭が気になる。
- 歯肉がむずがゆい、痛い。
- 歯肉が赤く腫れている。
( 健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている) - かたい物が噛みにくい。
- 歯が長くなったような気がする。
- 前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。
上記の項目が3つあてはまる
油断は禁物です。ご自分および歯医者さんで予防するように努めましょう。
上記の項目が6つあてはまる
歯周病が進行している可能性があります。
上記の項目が全てあてはまる
歯周病の症状がかなり進んでいます。
歯周病について
8020達成の鍵は歯周病予防

歯ブラシでは取れない歯石を
定期的にクリーニングすることが大切です
歯を失う一番の大きな原因は
この歯周病です。
歯垢に含まれている細菌に感染し、あごの骨が破壊される病気で、歯ぐきの出血や腫れが起こり最終的には歯が抜けてしまいます。
日本人の80%が患っているといわれる歯周病ですが、初期段階では自覚症状がほとんどないため、実際には気づいていない方がたくさんいらっしゃいます。
症状がでた時には歯を失うことになってしまう場合もあります。
定期的に歯科でチェックを受けるようにしてください。
昭和の時代は定期健診の習慣がありませんでした。
その結果平成元年の80歳の平均残存歯数は実に4本でした。
平成30年のデータでは80歳の平均残存歯数は17本にまで改善されてきて、国民の8020達成まであともう少しのところまで来ています。
ぜひ定期健診を受けてください。
歯周病の原因
歯周病とはこうして進行します


もしくは軽い出血

軽い腫れ

グラつき

歯周病の原因と治療

以下の二つが要因です。
- 細菌による炎症のコントロール
(クリーニング) - 歯ぎしり等の力のコントロール
(マウスピース)
とくに大切な細菌に対するクリーニングが以下のセルフケアとプロケアになります。
セルフケア(食べかすや歯垢の除去)

毎日の歯磨きを正しく行うことが大切です。
患者さんの状態にあった方法と歯磨きアイテムを確認し
指導させて頂きます。
プロケア
(歯面に付着した歯ブラシで取れない歯石の除去)

歯科衛生士が専用の器具で歯面に付着して簡単には取れない歯石や汚れをクリーニングします。歯肉からの出血や炎症が強い場合などは薬剤による治療も行います。
ホワイトニング

歯科衛生士によるクリーニングで汚れを落としたのち、さらに歯を白くしたい場合にはホワイトニングやセラミック修復の処置も可能です。ご希望の場合はご相談ください。(保険適応外)
歯周外科治療
歯石の除去や薬剤による治療でも炎症が収まらない場合には状態により歯周外科による炎症病巣の除去治療もあります。
歯周病予防について
歯磨きの習慣と規則正しい生活が
歯周病を予防してくれます。

食べたら磨くという習慣をつけることです。ポイントは正しいブラッシングでプラークを取り除き、歯周ポケットをつくらないことです。また、不規則な食生活、偏食、喫煙などの生活習慣を改善することで抵抗力が高まり歯周病の悪化を防ぐことができます。
Q&A
歯周病が進行するとどうなりますか?
初期は歯肉に限局する歯肉炎から始まりさらに進行すると歯槽骨の破壊が起こります。
歯を支えている歯槽骨がなくなった結果、歯が抜けてしまいます。
歯周病と全身疾患の関係はありますか?
また歯周病が他の病気を引き起こすことがあるのでしょうか?
歯周病菌は血液にのって歯肉から全身に流れます、心筋梗塞や糖尿病の原因となります。
タバコは歯周病と関係ありますか?
喫煙はニコチンによる血管収縮により血流が低下し免疫力の低下から歯肉の破壊につながります。
歯周病はプラークが原因となるようですが、プラークとは何ですか?
また、プラークと歯石はどう違うのですか?
プラークとは細菌のかたまりですが柔らかく、歯垢ともよばれ歯ブラシで除去が可能です。
一方歯石は歯垢が唾液の成分で固く歯面に付着したもので歯科専用の器具でないと取れません。
歯茎から出血するのはどういうことが考えられますか?
歯肉の炎症が起こっているサインです歯周病の可能性が疑われます。
歯石はどのくらいの期間でとればいいですか?
個人差がありますが、半年以上歯石をとっていないのは要注意です。
歯周病のかかりやすさに男女差はありますか?
女性特有の妊娠性の歯肉炎などもあります。当医院では妊産婦の歯科検診も行っております。
口呼吸は歯周病に関係しますか?
口呼吸による歯肉の乾燥は炎症の原因となります。
他の病が原因で歯周病になることがあるのでしょうか?
糖尿病による歯周病、また、歯周病による糖尿病など全身との関係があります。
高血圧患者さんの中には歯肉の炎症に関与するお薬を飲まれている場合もありますので歯科医師にご相談ください。