8020という言葉をご存知ですか?

院長

平成元年に、80歳で20本の歯を残すことを目指して日本歯科医師会が提言した、健康目標です。
当時の80歳の平均残存歯数は驚くことにわずか4本でした。
80歳以上のほとんどの方が総入れ歯を入れているイメージになります。
平成30年のデータでは、80歳の平均残存歯数は17本にまで改善されてきました。
この背景には、正しい予防習慣をしっかり持ち、定期的に歯科でメインテナンスを受ける意識が高まってきたことが大きいと感じています。

当医院では予防歯科に力を入れております。また戦中、戦後はお口の健康どころではなかった時代背景もあるかもしれません。
通院が困難な高齢者の方には、開業当初から訪問診療にも伺っております。
乳幼児や保護者の皆さんには、市民健診や保育園での予防教室で虫歯ゼロを目指して予防の大切さをお伝えしていきます。

地域の皆さんに、歯科医師としても育てていただいたと感じています。
これからも微力ながら地域医療に貢献できる医院として頑張りますので、
よろしくお願いいたします。

100の治療より予防が大切

診察風景

地域のみなさまに伝えていきたいことがあります。それは「予防歯科の重要性」です。
歯の健康を守るための少しの知識と意識があれば、子どもの頃からの虫歯や若年での歯周病、深刻な疾患を避けることはできます。
「歯科医院=歯がどうしようもなくなってから行く、怖い場所」
ではなくなると思うのです。
虫歯をそもそも作らないことが健康の近道であることは言うまでもありません。特に乳幼児期から取り組むことで、永久歯での虫歯ゼロを目指しています。

歯の健康は、食事のおいしさ、自信に満ちた笑顔、美しい口元を生み、人生を豊かに彩るために欠かせない要素。
当院のプロフェッショナルケアで、地域のみなさまの根本的な健康増進、そして豊かな人生のお手伝いができれば、こんなにうれしいことはありません。

親しみのある通いやすい歯医者さん。
日々の勉強も欠かせません。

スタッフ

「歯医者はなんとなく苦手」と、足が遠のいている方はいませんか?
当院のスタッフはそんな方の気持ちを少しでも軽くしたいと奮闘しています。
笑顔の挨拶はもちろん、お年寄りとの何気ない会話、
治療中のお母さんに代わって小さなお子様のお相手をすることも。
コミュニケーションにマニュアルはありません。
各スタッフがその時々に気づいたやり方で患者さんに寄り添います。

また、外部の講習会や、院長主催の勉強会で、
質の高い医療サービスが提供できるように、努めてまいります。